夏の紫外線対策と美肌ケアのポイント
こんにちは、横須賀市で訪問診療をやっております久里浜横井クリニックです。
8月は夏真っ盛り、紫外線もピークを迎えます。紫外線は肌にダメージを与えるだけでなく、長期的にはシミやシワの原因にもなります。今回は、紫外線対策と美肌ケアのポイントについてご紹介します。
- 紫外線の影響とリスク
紫外線は、肌にダメージを与えるUVAとUVBの2種類があります。UVAはシワやたるみの原因となり、UVBは日焼けやシミの原因となります。紫外線対策を怠ると、以下のようなリスクがあります。
日焼け: 肌が赤くなり、ひりひりと痛む
シミやそばかす: 長期的に紫外線を浴び続けると、シミやそばかすが増える
皮膚がん: 紫外線の長期的な影響で皮膚がんのリスクが高まる
- 日焼け止めの選び方と使い方
日焼け止めは紫外線対策の基本です。適切な日焼け止めを選び、正しい使い方をすることが大切です。
SPFとPA: SPFはUVBを防ぐ指標で、数値が高いほど効果が強いです。PAはUVAを防ぐ指標で、+の数が多いほど効果が強いです。日常生活ではSPF30・PA++、アウトドアではSPF50・PA+++以上が目安です。
塗り方: 日焼け止めは均一にたっぷりと塗ることが大切です。少量では効果が十分に発揮されません。2〜3時間おきに塗り直すことも忘れずに。
部位ごとの注意点: 顔だけでなく、首や耳、手足など露出している部分にも忘れずに塗りましょう。
- 物理的な紫外線対策
日焼け止めだけでなく、物理的な対策も効果的です。
帽子やサングラス: 帽子は顔や首を覆う広いつばのあるものを選び、サングラスはUVカット効果のあるものを使用しましょう。
長袖や日傘: 外出時には長袖の衣類や日傘を使用して、肌の露出を減らすことも有効です。
- 日焼け後のケア
日焼けしてしまった場合は、迅速なアフターケアが重要です。
冷却: 日焼けした肌を冷やすことで、炎症を和らげます。冷水で冷やしたタオルを使用しましょう。
保湿: 日焼け後の肌は乾燥しやすいので、保湿が重要です。アロエベラジェルや保湿クリームをたっぷりと塗りましょう。
栄養補給: ビタミンCやEを含む食材(フルーツやナッツなど)を積極的に摂ることで、肌の回復を助けます。
- 日常の美肌ケア
紫外線対策と並行して、日常的な美肌ケアも忘れずに行いましょう。
洗顔: 汗や皮脂をしっかりと洗い流すため、朝晩の洗顔を徹底しましょう。肌に優しいクレンジングを選び、こすらずに優しく洗います。
保湿: 化粧水や乳液、保湿クリームを使用して、肌の水分をしっかりとキープしましょう。特に乾燥しやすい部分には重点的に保湿を行います。
紫外線対策を怠らない: 室内でも紫外線は入ってきますので、外出しない日でも軽く日焼け止めを塗る習慣をつけましょう。