インフルエンザワクチン

毎年10月ごろより予防接種を開始しております。

インフルエンザワクチンに関しては予約がなくても接種可能です。

肺炎球菌ワクチン

ご高齢者を対象とした肺炎予防のワクチンです。

肺炎で亡くなる日本人の98%はご高齢者で、その原因菌の最多が肺炎球菌です。

厚生省が推奨している23価ワクチン(ニューモバックスNP)は主要原因菌の6,7割をカバーできます。

対象者には助成制度が設けられており、横須賀市から4月に助成券が発送されます。

詳しくは横須賀市ホームページにアクセスしてください。

※助成対象者でなくとも任意接種可能です。

新しい肺炎球菌ワクチン(プレベナー13)も選択可能です。さらにニューモバックスNPとプレ

ベナー13の併用接種による相乗効果も期待できます。

ニューモバックスNP (従来の肺炎球菌ワクチン) プレベナー13 (新しい肺炎球菌ワクチン)
承認年 1988年 2014年
含まれる抗原の種類 23種類 13種類
抗体を作らせる力 比較的弱い 強い
効果の持続 5年以上 長い
再接種の必要性 2回目まで5年おき 不要
公的助成の有無 定期対象者 なし
価格 任意接種:約8,000円 定期接種:約3,000円 任意接種:12,000円

帯状疱疹ワクチン

水痘・帯状疱疹ウイルスは初感染時に水痘(みずぼうそう)を引き起こします。

水痘の治癒後もウイルスは神経に潜んで免疫が低下すると再活性化し帯状疱疹を引き起こします。

加齢・ストレス・疲労は、帯状疱疹の発症リスクが高くなります。

治癒後に長い間痛みが続く帯状疱疹後神経痛は加齢とともにリスクが高くなります。

意外と知られていないですが、身近だけど厄介なウイルスです。

予防ワクチンは非常に有効です。

帯状疱疹の発症率を低減させ、重症化を予防します。

※水痘・帯状疱疹ウイルスの注意点

原因となる病原体 水痘・帯状疱疹ウイルス
発症しやすい年齢 50歳以上から注意が必要,70歳以上でさらにリスク高
発症後合併症 帯状疱疹後神経痛(長期間疼痛が続きます)

対象者:50歳以上

非対象者:アナフィラキシーがある方,免疫抑制剤を使用している方

長期予防効果:8〜10年効果持続

費用:約8,000円