「異常がない」のに苦しい、その理由を内視鏡を担当する女性医師が解説

  腹痛や下痢、便秘が続くのに、病院で検査すると「特に異常なし」。 そんな経験から「気のせいなの?」と不安になる方は、横須賀でも少なくありません。 過敏性腸症候群(IBS)は、まさにこの“症状のつらさに対して、器質的異常が見つからないこと”が特徴の病気です。 当クリニックでは、女性医師が丁寧にヒアリングを行い、デリケートなお悩みに寄り添っています。    

■ IBSと内視鏡検査の本当の関係

IBSそのものは、内視鏡で診断される病気ではありません。 腸の動きや自律神経のバランス、ストレスによる腸管の過敏性など、機能の問題が中心だからです。 しかし、内視鏡が「不要」なのではありません。 むしろ内視鏡検査は、 ・大腸がん ・潰瘍性大腸炎・クローン病 ・感染性腸炎 など、“IBSと似た症状を引き起こすほかの疾患”を除外するために重要です。    

■ 内視鏡で「何もなかった」は、前に進めるサイン

内視鏡で異常がないとわかった時、その結果は “安心の証拠” です。 「がんじゃなかった」 「炎症性腸疾患ではなかった」 これは治療の第一歩。 ここから初めて、 ・ IBSとしての治療(生活改善・薬物療法・ストレスケアなど) ・自分の症状に合った対策 を進めていくことができます。 横須賀から遠方へ、遠方から横須賀へ電車通勤・電車通学しながら症状に悩んでる方は意外に多くいます。 検査後に初めて心から安心し、治療に集中できるようになったという声も届いています。 女性医師ならではの“相談しやすい雰囲気”も、症状の整理に役立ちます。    

■ 症状が強いのに異常なし…は珍しくない

IBSの患者さんの多くは、内視鏡で腸がとてもキレイに見えます。 それでも痛みや下痢が日常生活を奪うほどつらいのは、腸が刺激に対して“敏感になりすぎている”ため。 「キレイな腸なのに苦しい」 それがIBSの難しさであり、同時に“治療できる余地が大きい”という意味でもあります。 こうした説明も、女性医師の方が相談しやすいと、女性医師を指名して受診されるケースも増えてきています。    

■ こんな時は内視鏡を検討

・40歳以上で症状が出てきた ・便に血が混じる ・急激な体重減少 ・夜中に目が覚めるほどの腹痛や下痢 ・家族に大腸がんや腸の病気がある ・症状が数ヶ月続く これらは“危険サイン”の可能性があるため、早めの検査がおすすめです。 内視鏡はIBSを診断するための検査ではありませんが、 「重大な病気ではない」という安心材料を得て、前向きな治療に進むための重要なプロセスです。 症状が続く時ほど、一度しっかり調べておくことで、迷いなくIBS治療に取り組めるようになります。 女性の内視鏡専門医は、横須賀市内に限らず全国的にも人数が少ないのが現状です。 女性医師の診察をご希望される方は、ぜひ当クリニックでご相談ください。