横須賀・三浦を含む三浦半島では、河津桜が少しずつ開花の時期を迎え、暦の上でも春が近づいてきました。 久里浜横井クリニックでも無病息災を願い、エントランスを節分仕様に装飾しています。 節分は、季節の節目に健康や幸せを願う、日本ならではの大切な行事です。ご家庭で豆まきをしたり、恵方巻を囲んだりと、毎年楽しみにされている方も多いのではないでしょうか。 一方で、節分の時期になると、救急外来ではこの季節ならではのご相談が寄せられることもあります。 その中には、「豆まき」や「恵方巻」に関連したものです。 節分の豆は硬く小さいため、高齢の方や小さなお子さんなど、飲み込みに不安のある方にとっては、少し注意が必要な食品でもあります。 節分の前後には、「豆を食べたあとにむせた」「のどに違和感が残る」といったご相談をいただくことがあります。 症状が軽そうに見えても、食べ物が気道に入ってしまうことで、後から咳や体調不良が出る場合もあります。特に体力が落ちている方では、無理をしないことが大切です。 また、近年すっかり定着した恵方巻も、家族で楽しめる節分の風物詩です。 ただ、「無言で一気に食べる」という風習にこだわりすぎると、噛まずに飲み込んでしまい、のどに詰まりそうになることがあります。 小さなお子さんやご高齢の方と一緒に楽しむ際は、年齢や体調に合わせた食べ方を意識することで、より安心して行事を楽しむことができます。 また、節分の頃は、インフルエンザや新型コロナウイルス、感染性胃腸炎が流行しやすく、寒さの影響で体調を崩しやすい時期でもあります。 そんな季節だからこそ、行事を楽しみながらも、体調や安全に目を向けることが大切です。 例えば、 豆は無理に食べず、蒸し豆や甘納豆などを選ぶ 恵方巻は切り分けて、ゆっくり食べる といったほんの少しの工夫で、より安心して節分を楽しむことができます。 節分は、健康を願い、家族や周囲の人と季節を感じる温かな行事です。 ぜひ「安全に、無理なく楽しむ」という視点を大切にしながら、今年の節分をお過ごしください。