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インフルエンザワクチンの効果とは?
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2025.11.19
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インフルエンザワクチンの効果とは?
毎年冬になると流行するインフルエンザ。
「ワクチンを打つと何が良いの?」「本当に効果があるの?」という疑問を多くの患者さんからいただきます。
今回は インフルエンザワクチンの効果 について、分かりやすくお伝えしたいとおもいます。
1. インフルエンザワクチンの最大の目的
インフルエンザワクチンの目的は、
「感染を完全に防ぐ」ことではなく、重症化を防ぐこと にあります。
インフルエンザは普通の風邪とは違い、
高熱・全身のだるさ・関節痛など、数日間寝込んでしまうことが多い病気です。
特に高齢者や基礎疾患のある方、妊娠中の方、子どもは重症化のリスクが高くなります。
ワクチンを接種することで、
肺炎・脳症・重い脱水・入院が必要な状態になる確率を大きく下げられる ことが、多くの研究で証明されています。
2. ワクチンの効果はどのくらい?
インフルエンザワクチンには、主に以下の効果があります。
① 発症の予防(効果は約40〜60%)
その年に流行するウイルス型とワクチン株が一致すると、
発症を防ぐ効果が高まります。
完全に防げないこともありますが、感染しても症状は非常に軽く済む傾向があります。
② 重症化を防ぐ(効果は非常に高い)
発症を完全に避けられなくても、
重い症状になるリスクは約1/10〜1/20程度まで低下 すると報告されています。
高齢者施設や医療機関でワクチン接種が推奨され続ける理由は、
「命を守る効果が高い」ためです。
3. ワクチンの効果が出るまでの期間
接種後、
効果が出るまでには約2週間 かかります。
そして効果は 約5か月ほど持続 すると言われています。
そのため、流行が本格化する 11月〜12月の前に接種するのが最も効果的 です。
4. 副反応はあるの?
多くの場合、副反応は軽度で一時的です。
接種部位の腫れ・赤み・痛み
軽い発熱
倦怠感
これらは通常1〜3日で自然に改善します。
重い副反応は非常にまれで、専門的に対応できる医療機関で接種することが安心につながります。
5. 毎年接種が必要な理由
インフルエンザウイルスは毎年少しずつ変異します。
そのため、前年のワクチンが翌年には十分に効かないことがあります。
厚生労働省を含む各研究機関が毎年データを分析し、
その年最も流行しやすいウイルスに合わせてワクチンが作り直される ため、
毎年の接種が必要 なのです。
まとめ:インフルエンザワクチンは「重症化を防ぐ」ために最も有効な予防策です
インフルエンザは時に重い合併症を引き起こす病気です。
ワクチン接種は、自分だけでなく周囲の大切な人の健康を守るためにも重要です。
久里浜横井クリニックでは、
インフルエンザワクチン接種を随時受け付けております。
ご不安なことがあれば、いつでもご相談ください。