レスパイト入院とは?どんなときに使う?在宅療養を支える大切な仕組み
在宅での療養は、ご本人だけでなくご家族にとっても大きな支えと負担が伴うものです。
「少し休みたいけど、どうしたらいいのか分からない」
「介護が続いていて、体力的にも精神的にもつらい」
そのようなときに活用できるのが「レスパイト入院」です。
今回は、レスパイト入院について、できるだけわかりやすくご説明します。
■レスパイト入院とは?
レスパイトとは「休息」という意味があります。
レスパイト入院は、ご家族や介護をされている方が休息をとるために、
患者さんに一時的に入院していただく仕組みです。
在宅療養を続けていく中で、
「少し休む時間を作る」こともとても大切なことと考えられています。
■どんなときに利用されることが多い?
レスパイト入院は、さまざまな場面で利用されています。
・介護をしている方が体調を崩したとき
・休息やリフレッシュの時間を取りたいとき
・仕事や家庭の事情で一時的に介護が難しいとき
・冠婚葬祭などで家を空ける必要があるとき
「使っていいのかな」と迷われる方も多いですが、
無理をしすぎないための一つの方法として考えられています。
■どのくらいの期間利用できる?
利用期間は状況によって異なりますが、
数日から1週間程度など、短期間で利用されることが多いです。
ご本人の状態やご家族の状況に応じて調整されることが一般的です。
■在宅療養とレスパイト入院の関係
在宅療養は、ご本人の生活を大切にしながら過ごせる一方で、
ご家族の負担も大きくなりやすい側面があります。
そのため、
「無理なく続けていくための仕組み」として、
レスパイト入院を上手に取り入れていくことが大切と考えられています。
また、当院ではレスパイト入院中も可能な範囲でリハビリを行っています。
理学療法士が関わることで、日常生活の動きが大きく落ちてしまわないようにしたり、
できる動きを維持したりすることを目指しています。
「入院すると動かなくなってしまうのではないか」と不安に感じる方もいらっしゃいますが、
そのような点にも配慮しながら対応しています。
■こんなときは相談をおすすめします
・介護の負担が大きくなってきたと感じる
・少し休む時間がほしい
・今後の介護に不安がある
・急な事情で在宅での対応が難しい
このような場合は、一人で抱え込まずにご相談ください。
■当院でできること
当院では、在宅療養を支える一つの方法として、
レスパイト入院のご相談にも対応しています。
患者さんの状態やご家族の状況に合わせて、
無理のない形をご提案できるよう心がけています。
また、入院中のリハビリの実施なども含めて、
できるだけ在宅での生活につながる支援を大切にしています。
在宅医療は、ご本人だけでなく、
ご家族も含めて支えていくものと考えています。